カルチャー偏愛記

1980年代カルチャーの歴史【現代のエンタメカルチャーの源流】

目次
  1. 1985年
  2. 1986年
  3. 1987年
  4. 1988年
  5. 1989年

1985年

<重大事件>
日航ジャンボ機墜落 / 豊田商事事件 / 国鉄同時多発ゲリラ
<流行語>
金妻 / 投げたらあかん
<ヒット曲>
ミ・アモーレ / セーラー服を脱がさないで / なんてたってアイドル / 仮面舞踏会

「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」スタート

ドキュメントバラエティの元祖であり、「テレビとは真実を伝えるものだ」という社会的な共通認識を根本から打ち砕いた革命的な番組だったと評されており、現在のバラエティ番組のフォーマットを数多くの残し、今なお影響を与えている。

革新的な番組「冗談画報」がスタート

それまで当たり前だったバラエティ番組の華やかな演出を排除し、ライブ感覚で芸人、ミュージシャンなどジャンルレスな人物を紹介する深夜番組「冗談画報」がスタート。

「タッチ」スタート

「ハイスクール奇面組」スタート

高見山がCMで人気に

丸八真綿マルハチ羊毛パッドのCMでの「二倍!二倍!」が話題に。

ハウンドドック「f f フォルテシモ」がヒット

「REBECCA IV 〜Maybe Tomorrow〜」異例のミリオンヒット

「夕やけニャンニャン」で、おニャン子クラブがブレイク

「オールナイトフジ」から派生番組としてスタート。『アイドルを探せ』というコーナー名のオーディションに合格した女子高校生などが、おニャン子クラブとしてデビューし「セーラー服を脱がさないで」でブレイク。

小泉今日子「なんてったってアイドル」リリース

中山美穂が注目された「毎度おさわがせします」

映画「ビー・バップ・ハイスクール」公開

まだ役者として駆け出しだった仲村トオル、清水宏次朗を一躍有名にした作品。後に脈々と継がれるヤンキー映画のパイオニア的な作品となった。

中森明菜が日本レコード大賞受賞

「ミ・アモーレ〔Meu amor é・・・〕」で日本レコード大賞を受賞

ファミコンソフト「スーパーマリオブラザーズ」が発売

この年発売された「スーパーマリオブラザーズ」は日本国内で681万本以上、全世界では4,024万本以上を売り上げ、「世界一売れたゲーム」としてギネスブックに登録されている

バース、掛布、岡田 伝説のバックスクリーン3連発

バース、掛布、岡田 伝説のバックスクリーン3連発などで勢いに乗り21年ぶりの日本一で道頓堀に飛び込む若者がでるなど阪神フィーバーが巻き起こる

PL学園 清原・桑田のKKコンビが人気に

メキシコW杯最終予選、伝説のフリーキック

韓国との試合に勝てば初のW杯出場という大一番。2点先行されたが木村和司が反撃のフリーキックで1点差まで追いついたが試合には負けて初出場とはならなかった。この試合をきっかけにプロリーグ発足へとつながる

ラジカル・ガジベリビンバ・システム結成

演出家・宮沢章夫がシティーボーイズ、竹中直人、中村ゆうじ、いとうせいこうらと演劇ユニット、ラジカル・ガジベリビンバ・システムを結成

1986年

<重大事件>
三原山大噴火 / チャールズ皇太子&ダイアナ妃来日 / 有楽町三億円事件
<流行語>
プッツン / 幸せってなんだっけ
<ヒット曲>
時の流れに身をまかせ / 天城越え / CHA-CHA-CHA / My Revolution

「ドラゴンボール」スタート

鳥山明の漫画作品。11年間平均視聴率20%以上を維持し、海外にも放送され世界的な人気に。

「スケバン刑事Ⅱ」で南野陽子が人気に

ドラマ『スケバン刑事』シリーズ第2作『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』の主役を演じ、一躍ブレイクしトップアイドルの座を獲得。日本男子にナンノブームが。

アントニオ猪木25周年記念興行で前田日明が新・格闘王へ

ビートたけしフライデー襲撃事件

人気絶頂だったビートたけしがたけし軍団と共に行き過ぎた強引な取材を行ったフライデー編集部を襲撃し事件となる。

ヒップホップがオーバーグラウンドへ

RUN-DMCがエアロスミス「Walk This Way」をネタに「Walk This Way」をリリース。スティーブンタイラーとジョーペリーが出演したPVが話題に。アンダーグラウンドだったヒップホップが市民権を獲得する

岡田有希子が死去

1980年代中期に活動したアイドル歌手のひとりであり、ポスト松田聖子として期待されたが、この年に自ら命を絶ってしまった。。。後を追う若者ファンも出た、この事件はアイドルの歴史における一つの臨界点でもあり、ファンとして、どうあるべきかを投げかけた。今なお命日には大勢のファンが集まり黙祷を捧げている。

「My Revolution」リリース

「テレビ探偵団」スタート

ファミコンソフト「ドラゴンクエスト」が発売

家庭用ゲーム機では初となるオリジナルタイトルのロールプレイングゲーム「ドラゴンクエスト」が発売。

「聖闘士星矢」スタート

厳しい修行を経てアテナの聖闘士となった少年星矢が、同じ境遇の仲間の聖闘士たちとともにこの世に蔓延する邪悪と戦う。「聖衣(クロス)」と呼ばれる星座の趣向を凝らした鎧や、ギリシア神話をモチーフにした物語が人気を博し、1980年代を代表する作品の一つとなった。

1987年

<重大事件>
国鉄分割・民営化 / 利根川教授ノーベル賞受賞
<流行語>
カウチポテト / 朝シャン / ボディコン / ボイン
<ヒット曲>
命くれない / 百万本のバラ / ABC / 人生いろいろ

携帯電話が登場

コードレス電話機の販売が自由化し、初めて携帯電話が登場する

後藤久美子を筆頭に美少女ブーム

後藤久美子が「国民的美少女」をキャッチコピーとして売り出し、世に言う「美少女ブーム」を巻き起こして成功したことをきっかけに、 それに続く国民的美少女を発掘しようと開始。90年代前半の3M(宮沢りえ、牧瀬里穂、観月ありさ)の誕生に繋がるムーブメントになった。

酒井法子”のりピー語”で大躍進

光GENJIデビュー

ローラースケートを履いて歌い踊るアイドルグループとしてジャニーズが送り出した。デビューしてすぐに80年代のアイドルブームの波に乗り、人気は爆発的なもので社会現象として一般紙にも取り上げるほどであった。1stアルバム「光GENJI」は隠れた名作。

パペポTVスタート

天龍革命スタート

ザ・ブルーハーツ デビュー

日本にパンクロックを定着させた功労者。デビュー後口コミなどで、彼らの評判は若者を中心に全国的に知れ渡るようになり、第二次バンドブームの先駆けとなった。この時期に人気のあったユニコーン、THE BOOMと共に「バンド御三家」と並び称された。

プリンセスプリンセスデビュー

「金子信雄の楽しい夕食」スタート

ヤクザ映画に欠かせない俳優、金子信雄の料理番組。初代アシスタントの東ちづるは、この番組での見事なアシスタントぶりで”花嫁にしたい有名人No.1”の常連に。

ウォークマンCMが話題に

物憂げな表情をするサルがウォークマンを聴いている「哲学するサル」CMが人気に

「ノルウェイの森」ベストセラー

村上春樹が「ノルウェイの森」のベストセラーにより、文壇と無縁に。新人作家から国民的作家へ。

1988年

<重大事件>
リクルート疑惑 / 青函トンネル開業 / 三億円事件時効
<流行語>
オバタリアン / しょうゆ顔 / チンする / ママドル / くうねるあそぶ
<ヒット曲>
パラダイス銀河 / 乾杯 / ガラスの十代

「抱きしめたい!」でW浅野人気

『抱きしめたい!』(フジテレビ)で主演として共演した二人が、たまたま同じ苗字であったことから付けられた総称・愛称。トレンディドラマという言葉は二人の活躍をきっかけに定着。

映画「ぼくらの七日間戦争」公開

校則に反発し、廃工場にたてこもった生徒たちが連れ戻そうとする大人たちを撃退していく史上最大のイタズラ大作戦を描いた作品。この作品で宮沢りえが注目を集める。

爆風スランプ「Runner」大ヒット

坂本龍一、アカデミー賞作曲賞を受賞

坂本龍一とデイヴィット・バーン、コン・スーが映画「ラストエンペラー」音楽を担当しアカデミー賞作曲賞を受賞

日本ヒップホップ金字塔的作品「MESS/AGE」リリース

いとうせいこうが、ヤン富田プロデュースのもと、ダブマスターXと日本のヒップホップの金字塔的作品「MESS/AGE」リリース

J-WAVE開局

語り草になっている近鉄10.19の激闘

近鉄が連勝すれば近鉄のパ・リーグ優勝が決定し、近鉄が1つでも敗れるか引き分けるかで西武ライオンズの優勝が決定するという状況のもと、第2試合途中に近鉄の勝ちが事実上消滅した時点で、西武の優勝が確定的となった。 川崎球場は満員となり、第2試合途中から急遽全国的にテレビ中継放送され高視聴率を記録。

「探偵ナイトスクープ」スタート

「とんねるずのみなさんのおかげです」レギュラー放送スタート

番組放送スタート当初から大反響。『仮面ノリダー』『保毛尾田保毛男』をはじめとする数多くの人気キャラクターを生んだ名作コントやパロディを輩出した。

「 夢で逢えたら」でダウンタウン東京進出

お笑い第三世代の代表的存在となるダウンタウン、ウッチャンナンチャン、野沢直子、清水ミチコが出演していたコント番組で深夜番組としては異例の最高平均視聴率20.4%という高視聴率を記録、数々の番組が後にDVD化されているなか、未だされていない伝説の番組。

MZA有明開店

松尾スズキ、大人計画を旗揚げ

この年の「絶妙な関係」で旗揚げ。人間や社会への悪意に満ちていながらも単なるパロディに終わらせず、一貫して本質を冷静に描き出そうとする姿勢に溢れている。異色かつ意欲的な作品と個性的な俳優達の確かな演技で支持を集め1990年代、小劇場演劇を代表する劇団となった。阿部サダヲ、宮藤官九郎、皆川猿時など個性的な人材を輩出。

1989年

<重大事件>
消費税実施 / 手塚治虫死去 / 昭和天皇崩御 / ベルリンの壁崩壊
<流行語>
ツーショット / ほたる族 / 24時間戦えますか
<ヒット曲>
Diamonds / 川の流れのように / 淋しい熱帯魚 / 世界でいちばん熱い夏 / とんぼ

ザ・ベストテン終了

「淋しい熱帯魚」でWinkがレコード大賞受賞

DREAMS COME TRUEデビュー

フリッパーズ・ギターデビュー

JR東海「クリスマス・エキスプレス」CMが社会現象

当時17歳だった牧瀬里穂が出演したこのCMは社会現象となり、BGMである山下達郎「クリスマス・イブ」は日本のクリスマスのイメージとなった。

手塚治虫死去

映画「その男凶暴につき」北野武映画監督デビュー

「ガキの遊びやあらへんで!!」スタート

時代の最先端を走る近田春夫の最高傑作的アルバム近田春夫とビブラストーン – VIBRA IS BACK

バンドブームからヒップホップ・クラブミュージックへと若者のミュージックカルチャーが移り変わるきっかけとなった作品のひとつで、当時サブカル雑誌だった「宝島」で盛んに紹介されていた。80年代の「宝島」はホントに面白かった!(特にA5判の時)

時代のポップアイコンとなった森高千里

「三宅裕司のいかすバンド天国」スタート

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